REC by OPENSAUCEは食と農業にまつわるOPENSAUCEの活動やすぐに使える料理などを動画で紹介するYoutubeチャンネルです。ナビゲーターはOPENSAUCEメンバーで海外でも活躍するモデルの元康。
今回は、金沢 A_RESTAURANTの今シェフに、水にまつわる謎の秘密兵器をご紹介いただきます。
RIFFではRECの動画をテキストと写真でご紹介します。
動画はコチラか記事の最後のリンク画像からどうぞ!
今:この水はうちで作ってる水です。
– これ何ですか?
今:簡単に言うと浄水器です。
– 浄水器?
今:はい。濾して濾して濾して、この5番目になると、半導体を洗えるようなレベルの超軟水になっていきます。
– 料理や食材によって使う水を変えてたり?
今:そうです。
今:ここから取った水を、維持システムっていう物があるんですけど、そこに入れてちょっと寝かせてから使ったりしています。
– へぇ~。
今:上と下にパネルが有るじゃないですか。これと、これ。
それに電流を流してるらしいんですよ。その電流が、食材の細胞を腐敗させないようにするらしいです。鮮度維持装置って言ったのがこれです。
今:細胞が持ってる水分っていうのが、50%・50%で分かれてるんですよ。
食材の中に保有しておける水分が50%で、半分は出て行ってしまう自由な水分らしいんですよ。これが無くなっちゃうと50%しか無いから、カスカスになるじゃないですか。
これを100%に留めておくっていうシステムが、このフレッシュトロンっていう感じです。
今:フライヤーに同じような電極のパネルを入れて、油の性質自体を変えて、食材を揚げた時の出て行く水分量を減らして油で加熱することが出来るというシステムです。
分かんないでしょ?(笑)
– ぜんっぜん分かんないですね。
今:(笑)
歳を重ねるにつれしみじみと思うのですが、私の母は料理が得意ではなかったと思います。手抜きをするわけでもなく、特別に凝るわけでもない母の手料理。それでももし死ぬ前に何が食べたいか?という質問をされたら、私は即こう答えます。
母の豚の生姜焼きです。