2019.12.12

吉田屋 プロだし【お土産百科】

冷蔵庫にないと不安になるもの。私にとって、それが吉田屋の「プロだし」だ。

煮物に炊き込みご飯、だし巻き卵、おひたし。あれ?和食のほとんどをお世話になっているか?と思ってしまう程の味の決め手となる「プロだし」。その活躍っぷりと安定感は半端なく、困ったときの、いや、困っていなくても「プロだし」なのだ。

吉田屋さんは、石川県白山市の白山比咩神社ほど近くにある明治40年創業の味噌・醤油製造店。このプロだしは、昭和51年の発売以来特に宣伝はしていないというのだが、主婦層の口コミで広がったということろもスゴイ。香ばしさや風味、コクを引き出すため、いわし、サバ、むろあじの削り節で丁寧にだしをとり、さらに追いがつお製法で豊かな香りとうま味をプラスしているのだとか。

使い始めた頃は、プロだしのお世話になって「これ私が作ったの!(ニコッ)」と言うのは少々気が引けたが、使いすぎて今やその罪悪感すらなくなった。和食を作りたいが不安、と思う人がいたら黙ってこのボトルを手渡したい。

あとは、旬の素材を見極める目を持てばかなりの使い手になれるだろう。さらに、慣れてくれば、このだしにアレンジを加えてオリジナル感を出すもよし。ここまで来たら、かなりの使い手と言えるだろう。

もちろん、ゆっくりとお出汁をとって、という丁寧な生活には憧れるし、素敵だ。でも、ほっとする味を瞬時に作り出してくれるプロだしは、慌ただしい毎日を過ごしていてもゆっくりと味わう至福の時間をもたらしてくれる。

たまーにしか丁寧にお出汁を取れない人にも、たまーに、丁寧をお休みしたい人にもぜひ試してみてほしい。旅の方には、ちょっと荷物にはなるが、ぜひ騙されたと思って自分用に持って帰っていただきたい。塩分が低いため賞味期限は製造日から80日。ちなみに、金沢駅では発見できず。近江町市場、香林坊大和では購入可能。

プロだしは、店頭ではもちろん、スーパーや酒屋で購入ができる。酒屋では、吉田屋さんが作られたものなのか、店頭に和紙に毛筆で力強く「プロだしあります」と書かれた(印刷?)ものを掲げているところも多い。

有限会社 吉田屋「プロだし」1000ml 620円
本店 〒920-2126 石川県白山市鶴来新町タ91番地

text:Ryoko Takakuwa
(本稿はOPENSAUCE元メンバー在籍中の投稿記事です)