出版にたずさわることから社会に出て、映像も含めた電子メディア、ネットメディア、そして人が集まる店舗もそのひとつとして、さまざまなメディアに関わって来ました。しかしメディアというものは良いものも悪いものも伝達していきます。 そして「食」は最終系で人の原点のメディアだと思います。人と人の間に歴史を伝え、国境や民族を超えた部分を違いも含めて理解することができるのが「食」というメディアです。それは伝達手段であり、情報そのものです。誰かだけの利益のためにあってはいけない、誰もが正しく受け取り理解できなければならないものです。この壮大で終わることのない「食」という情報を実体験を通してどうやって伝えて行くか。新しい視点を持ったクリエーターたちを中心に丁寧にカタチにして行きたいと思います。
書名:コーヒー「こつ」の科学 著者:石脇智広 発行所:柴田書店 発行年:2008年初版 2017年9刷 コーヒー関係の本はこのRIFFで何冊か紹介してきた。「田口護+旦部幸博著 コーヒー おいしさの方程式」「STANDART 日本版」「コーヒーの人 仕事と人生」「大坊勝次著 大坊珈琲店」。コーヒーと……