岡村靖幸さんの1990年発表の楽曲『カルアミルク』が12月1日アナログ盤でリリースされたという情報は知っている方も多いのではないだろうか。
私が新宿ゴールデン街の店をやっていた時から、ある一定の若者にも根強く人気があり、カリスマとして君臨している「岡村ちゃん」であったと記憶している。「DAOKO」や「クラムボン」ほか現在でも多数カバーされているのも納得。
今回の本家のアナログレコード化を喜んでいる方もきっと少なくはないだろう。
私のカルーア(あえて酒業界的に音引入れるが)の思い出と言えば以前記したお蟻様の大名行列事件であるが、こんなにも切ない歌詞にカルーアミルクの物語が繋がって行くのはさすが岡村靖幸だと感じる。
「電話なんかやめてさ六本木で会おうよ
今すぐおいでよ仲なおりしたいんだ
もう一度カルアミルクで」
何かあった時はカルーアを持って仲直りにいこう。
甘いあまいカルーアミルクで尖ったハートが丸く溶けていくようなそんな下心と真心を持ち合わせて、
「賞味期限は無いけど開封したら早めに飲んでね。
…じゃなかった。最後まで一緒に飲もうよ」のメッセージを添えて。
はい、あまーーーーい!
そんな相手もいないけれど。
飲みきるまで下手したら数ヶ月かかるパターンもあるけれど。
…あらやだロマンチック。
まぁ私が相手なら牛乳だけじゃなくウォッカも必須だなあなんて。
妄想を膨らまさせてくれるオカムラちゃんマジック!
彼の歌にも賞味期限は無いようです。
生きるのに不可欠な大切な食事。口に入り身体の隅々へと行き渡り血となり肉となる食物。「食とからだ=こころ」これまでに培ってきた全てが糧となり、より良い実をむすぶ事に希望と光がさしてます。出逢えた人たちとこれから出会える全ての人達に安全で美味しくて楽しい空間と時間と食を。だってね、せっかく同じ時代と世代に生きているんだから!!