2022.02.02

髙木慎一朗氏が明かす千切りの秘訣

REC by OPENSAUCEは食と農業にまつわるOPENSAUCEの活動やすぐに使える料理などを動画で紹介するYoutubeチャンネルです。ナビゲーターはOPENSAUCEメンバーで海外でも活躍するモデルの元康

RIFFではRECの動画をテキストと写真でご紹介します。
動画はコチラか記事の最後のリンク画像からどうぞ!


– 先日RIFFに書いてくださっていた、千切りキャベツの話がすごく面白かったんですけれども、例えばキャベツの千切りをする際のこだわりなどを聞かせていただけますか?

髙木:千切りやったことある?

– ありますけれども、千切りにならないですやっぱり(笑)

髙木:千切りでも、キャベツもそうだしネギでもそうなんですけど、リズム感が悪いと聞いてて気持ち悪いんですよ。

– へえ〜。

髙木:だから…ここにたまたまギターがあるから弾くけど、キャベツの千切りを8ビートで弾くと…

 – は、はい。

髙木:これが下手なやつがやると…。なんじゃこりゃってなる。

– まあ、は、はい。

髙木:これがねぇ、俺は「刻みモノ」だと思う。

– ピッキングは「刻みモノ」…。

髙木:「刻みモノ」だよ。リズム感が良くないと、全体均一に切れないんですよ。

– はぁ〜。秘訣はリズム感なんですね。

髙木:もちろんもちろんもちろん。例えばネギ。KNOWCHが作ったネギとか、あれで「ちり酢」っていう、ポン酢をアレンジしたタレがあって、それを作るんですね。

髙木:その「ちり酢」を刻むときに大量のネギを抱えて、(KNOWCHの)村田が作ったやつを、こうやって叩くんですよ。その時包丁2本使うの。

– えぇ!?二刀流ですか?

髙木:普通だとこうやって(片手で)トントントンと切るでしょ。さっきの8ビートじゃないけど。でも2本持つと、16ビート刻める。

– ……(笑)

髙木:だからこのリズム感悪いやつは、聞いててイラッとする。

– 16ビートまであるんですね。

髙木:いけますよ。

– いやぁ、今日は大変貴重なお話を、どうもありがとうございました。

髙木:…本当に貴重なの?

動画はこちら

歳を重ねるにつれしみじみと思うのですが、私の母は料理が得意ではなかったと思います。手抜きをするわけでもなく、特別に凝るわけでもない母の手料理。それでももし死ぬ前に何が食べたいか?という質問をされたら、私は即こう答えます。
母の豚の生姜焼きです。