

今回は、福井県あわら市にある『道の駅 蓮如の里 あわら』を訪ねた。

道の駅というだけあって、地元の特産品をはじめ、朝採れ野菜や乳製品、精肉、加工品まで実に品揃えが豊富。旅の途中で立ち寄るだけでは勿体ないほどの充実ぶりである。
老若男女、観光客から地元の利用者まで実に混雑している。
お目当ては、お食事処。
以前から「蕎麦とソースカツ丼がリーズナブルで美味い」という評判を耳にしていたため、今回は福井名物の焼き鯖寿司が付いた、おろし蕎麦のセットを注文した。

福井のおろし蕎麦を食べるたびに感じることがある。
それは、美味しさだけではない。
大根おろしの清々しい辛味と、冷たい出汁、喉越しの良い蕎麦が一体となり、猛暑の中でも身体の内側から涼を感じさせてくれることだ。
連日、記録的な暑さが続く日本。
冷房や冷たい飲み物に頼ることも大切だが、日本には昔から、旬の食材や食べ方で暑さを和らげる知恵が受け継がれてきた。
おろし蕎麦も、その一つではないだろうか。


大根おろしには、たんぱく質やでんぷん、脂質の消化を助ける酵素が含まれ、焼き魚や揚げ物との相性が良いとされている。また、すりおろすことで生まれる辛味成分「イソチオシアネート」は、鼻に抜ける爽快感を生み、夏場でも食欲を後押ししてくれる。
猛暑だからこそ、熱いものを我慢して食べるのではなく、昔の人が残してくれた「暑気払い」の知恵をいただく。
この夏は、ぜひ一杯のおろし蕎麦で、日本の夏を乗り切っていただきたい。
今回、あまりの暑さに温泉は遠慮させていただいた事をここに御報告いたしますm(_ _)m

※我が家の愛犬もグッタリ
沖縄にルーツを持つ父親と、韓国人の母との間に産まれ、幼い頃から日本食とは一風変わった食卓で育ちました。
転勤族の父親に付いて、全国津々浦々に移り住み、グルメな母親の影響で週に一度は外食をしていました。
それでもやはり、一番好きな食事は母親の手作りです。母も小まめに料理を作り、夕飯の家族一緒の団欒はかけがえのない想い出です。
今でも月に一度の頻度で、田舎の特産品や母親手作りの常備菜が届きます。
そんな私が、もう永住するしかないと決めた大好きな街、金沢。
其処から全国、ひいては全世界に向けて食のあり方を発信することが出来る私たちの会社を誇りに思い、末端ながらお仕事出来る喜び…と、美味しい賄いを噛み締めている毎日です。