出版にたずさわることから社会に出て、映像も含めた電子メディア、ネットメディア、そして人が集まる店舗もそのひとつとして、さまざまなメディアに関わって来ました。しかしメディアというものは良いものも悪いものも伝達していきます。 そして「食」は最終系で人の原点のメディアだと思います。人と人の間に歴史を伝え、国境や民族を超えた部分を違いも含めて理解することができるのが「食」というメディアです。それは伝達手段であり、情報そのものです。誰かだけの利益のためにあってはいけない、誰もが正しく受け取り理解できなければならないものです。この壮大で終わることのない「食」という情報を実体験を通してどうやって伝えて行くか。新しい視点を持ったクリエーターたちを中心に丁寧にカタチにして行きたいと思います。
書名:農家が教えるどぶろくのつくり方 著者: 農文協 編 発行所:一般社団法人 農山漁村文化協会 発行年:初版2007年 どぶろく作り(お酒の自家醸造)は法律違反です。ただし、この本は2020年で18刷となっているので、相当の人たちが醸造の「参考書」にしていると思われます。 お酒は食品です……