
吾輩はチョコミントが大好きだ。根拠は、ない。
いきなり夏目漱石の文調でスタートしてみたが、そんな大袈裟なモノではなく、その昔初めてのチョコミントとの出逢いを懐かしく想い出したのだ。
それは、小学生の頃に遡る。
読者の方は「17(セブンティーン)アイス」をご存知だろうか。

昔、僕の田舎の蔦屋書店前に、その自動販売機がいち早く設置された。
中学生になった僕は、週に2回の塾の帰り途に、蔦屋に立ち寄ってはレンタルCDや好きな映画雑誌を立ち読みしたり、参考書を購入して、最後に17(セブンティーン)アイスを食べながら家に帰る。そんなルーティンが出来上がっていたものだ。

当時は同級生の間でも、
「17アイス、もう食べた?」
「何味にした?」
なんてことが話題になったものだ。
いくつもあるフレーバーの中で、僕が選ぶのはいつもシャーベット系かチョコミントだった。
大人になった今、ここ最近の菓子業界のトレンドなのだろうか、チョコミントの商品を本当によく見かける。

コンビニはもちろん、
「え!? こんなお店の、こんな商品までチョコミント味なの?」
と、驚くこともしばしば。
そんなわけで今年は、夏前から商品を見つける度に、いろいろなチョコミントを食べ比べてみた。
せっかくなので、今年食べたものを僕なりにざっくり評価してみようと思う。
まず、今年の一押し……いや、推し??は…
「ハーシーズのチョコミント味」

ザクザクのチョコレートでコーティングされたミント味のアイスクリーム。
この「ザクザク」と「ひんやりミント」の組み合わせが、とにかく良い。
暑い夏を乗り切れたのは、この商品のお陰と言っても過言ではない。
小腹が空いたときに、コンビニで気軽に買えたのが
ポッキーのチョコミント味。

流石、よく考えられているポッキーだ。
芯の部分はブラックカカオを感じるダークな味わい。そこにミントフレーバーのチョコレートがコーティングされている。
いつものポッキーが、ちょっと大人のおやつになったような味わいだった。
冷凍庫にストックしておいて、食べたいときにすぐ食べられるのも嬉しかった。
そして、無印良品のチョコミント大福。


これも絶品だった。アソートなので、同じチョコミント味でも2種類の違いを楽しめる。
求肥に包まれたチョコミントを、ひんやり冷やしていただく。
口の中に広がるミントの清涼感で、なんだかお腹の中から涼しくなるような和菓子だった。
そして今年、僕はついに、「人生のチョコミント」第一位 に出逢ってしまった。
それが、写真の
「なまくり ザックザクチョコミント」である。


もう、いけない。(虜になり過ぎて。。。)
ザックザク。
ひんやり。
そして、ミント入りの生クリーム。
ひと口食べる。
もうひと口。
……止まらない。
「こんな時間に食べていいのか?」
「そもそも、こんなに食べていいのか?」
そんな罪悪感さえ、美味しさの一部になっている。
背徳感溢れる味とは、まさにこのことだ。
思えば、17アイスの自動販売機の前で、いつもチョコミントを選んでいた少年がいた。
あの頃と変わらず、僕は今でもチョコミントを選んでいる。
どうやら僕のチョコミント愛は、まだまだ終わりそうにない。
チョコミン党一筋の僕。さて、来年はどんなチョコミントに出逢えるのだろうか。
沖縄にルーツを持つ父親と、韓国人の母との間に産まれ、幼い頃から日本食とは一風変わった食卓で育ちました。
転勤族の父親に付いて、全国津々浦々に移り住み、グルメな母親の影響で週に一度は外食をしていました。
それでもやはり、一番好きな食事は母親の手作りです。母も小まめに料理を作り、夕飯の家族一緒の団欒はかけがえのない想い出です。
今でも月に一度の頻度で、田舎の特産品や母親手作りの常備菜が届きます。
そんな私が、もう永住するしかないと決めた大好きな街、金沢。
其処から全国、ひいては全世界に向けて食のあり方を発信することが出来る私たちの会社を誇りに思い、末端ながらお仕事出来る喜び…と、美味しい賄いを噛み締めている毎日です。