REC by OPENSAUCEは食と農業にまつわるOPENSAUCEの活動やすぐに使える料理などを動画で紹介するYoutubeチャンネルです。ナビゲーターはOPENSAUCEメンバーで海外でも活躍するモデルの元康。
RIFFではRECの動画をテキストと写真でご紹介します。
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今日は、自宅で簡単にタコスを作る方法を、ストリートフードマスターのノギシェフに教えて頂こうと思います。よろしくお願いします!
タコスの材料
タコス 四人分
- 牛小間 500g
- パプリカ赤黄 各1個
- トマト 1個
- 赤玉ねぎ 1個
- パクチー 1袋
- ライム 1個
- ニンニク 1欠片
- マサ (生地の粉)
スパイス
- パプリカ
- チリ
- クミン
- コリアンダー
- オレガノ
- 塩
道具
- まな板2枚
- ジップロック
サルサメヒカーナ
野岸:サルサメヒカーナを作ります。
赤玉ねぎでも普通の玉ねぎでも問題ないです。
見た目が可愛いから、赤玉ねぎにしただけです。トマトはちっちゃいサイコロみたいに切ります。
玉ねぎはみじん切りにします。ニンニクもみじん切りにします。パクチーもみじん切りにします。
メキシコの国旗の色で、サルサメヒカーナです。
お塩、オレガノ…クミンも。好みのバランスです。教えてもらったメキシコ人も、「バランス」としか言わなかったから。うん…オッケー!
和えていきます。
とりあえず、このパプリカとコリアンダー、クミンの3点セットを、何かしらアメリカ料理、南米料理は結構、多用します。あと、手に入りにくいけどオニオンパウダーは旨味出しに結構使いますね。これで一旦マリネします。
置いておくのは10分ぐらいとかでも全然じゅうぶん。
続いて、牛肉だけじゃ寂しいので、彩りでパプリカとオニオンを添えます。これも食べやすい大きさで、好みでカットしちゃって平気です。
以上が、お肉と一緒に炒める具材です。
トルティーヤ生地作り
トルティーヤ生地を作っていきます。これがトウモロコシ粉なんですけど、デザートとかに使うようなコーンミールと違って、検索する時も「マサ」で検索しないと、手に入りません。
トウモロコシの香りがして良いのと、小麦で作るフラワートルティーヤもあるんですけど、それだと麺棒で伸ばさなきゃいけないんで、ちょっと技術が要る。これは後で分かるけど、丸めて潰して終わりなので楽チンです。
下味付けるのにちょっとお塩入れて、粉とお水はほぼ同量ぐらいです。後はもう、捏ねていって…状態を見てやる感じですね。
粒子が粗いので、一気に水を入れちゃうと全体に行き渡らないので、ちょっとずつ足していった方が、綺麗な生地に仕上がりやすいです。
塊になってきたら、とりあえずお団子にして、潰して生地にしてみましょう。これがバラバラにならなければOKです。
水分が足らないと、潰れた時にバラバラに砕けていくんで、その辺を目安にしてもらえた方がいいかもしれないです。
生地完成です。まな板2枚と、(ジップロックを)用意してもらって…もったいないけど切っちゃいます。
パカパカする感じにして…トルティーヤ生地を挟んでいきます。お団子にして、挟んで、まな板で潰す。
トルティーヤ生地が出来ました。
トルティーヤ生地を焼く
じゃあ、伸ばしたトルティーヤ生地を焼いていきます。フライパンを熱して、中火で焼いていきます。あと、蓋付きのお鍋か、タオル、ビニール袋などを用意しておいて欲しいです。トルティーヤ生地を焼いて、焼き上がった物を蒸らすのに使います。
段々、縁が白くなってくるんで、それを目安にひっくり返します。色が変わって白くなるというか、透明になるというか。
この状態を(鍋に)入れて、蒸らします。この蒸らした余熱で生地が柔らかくなって、具材を包みやすくなります。カリカリだったら割れちゃうんで、その為の蒸らしです。1, 2分で充分です。
タコスの具材を炒める
タコスの具材のお肉を炒めていきます。強火でいきます。家庭用は火力が弱いんで、こういう炒め物はフライパンを煙が出るぐらいまで熱してから(具材を)入れないと、冷たいまま入れると一気にフライパンの温度が下がるんで…。
弱火で炒めてるのと変わんないぐらいになっちゃうので、予熱はめちゃ大事です。
完成〜!
ポイントは水に混ぜて焼くだけで簡単に生地になるこの粉を使う事。
「マサ」は美味しいタコスの一番のポイントです。あとは何乗っけてもタコスなので。
歳を重ねるにつれしみじみと思うのですが、私の母は料理が得意ではなかったと思います。手抜きをするわけでもなく、特別に凝るわけでもない母の手料理。それでももし死ぬ前に何が食べたいか?という質問をされたら、私は即こう答えます。
母の豚の生姜焼きです。