REC by OPENSAUCEは食と農業にまつわるOPENSAUCEの活動やすぐに使える料理などを動画で紹介するYoutubeチャンネルです。ナビゲーターはOPENSAUCEメンバーで海外でも活躍するモデルの元康。
RIFFではRECの動画をテキストと写真でご紹介します。
動画はコチラか記事の最後のリンク画像からどうぞ!

– 打倒、吉田栄作さん!無類のタコライス好き、元康です。
口がタコライスになっている時に、お店に行っても無い…もう自分で作るしかないと思って、スーパーを周るんですけど、素自体が売ってないって事があるじゃないですか。
野岸:タコシーズニングみたいなやつですね。
– あれです。そんな時どうすればいいのかっていうのを、本日はですね、スパイスマスターのノギシェフに教えて頂こうと思います。よろしくお願いします!
野岸:よろしくお願いします。

野岸:レタスを切っていきます。千切りキャベツより、ちょっと太めの千切りで。
切ったら水にさらしてシャキっとさせます。

野岸:玉ねぎの食感を残したい時は、これぐらいの粗みじん切りで良いと思います。

野岸:トマトを切っていきます。ヘタを取って、大きめのダイスカットで。

野岸:挽き肉を炒めていきます。下味にお塩を少々。
挽き肉の独特の匂いってありません?でも、しっかり炒めたら飛ぶんですよ。
火が入って終わりってなると、合挽きの独特の香りが残るんですけど、挽き肉から出てきた水分が蒸発してカリっとしてきたら、途中から香りが飛んでくるんです。
そこを炒める時の目安にしてます。

野岸:音が油の「パチパチ」だけで、さっきの水分の「ジュー」が無くなったでしょ?
それも目安の1つです。じゃあ一旦引き上げます。

野岸:(玉ねぎに)ちょっとお塩を振ります。
これは味付け目的じゃなくて、お野菜が塩分で脱水して早く火が入るように促すためのお塩なので、ちょっとで大丈夫です。
食感あるのと無いのとどっちで食べますか?
– ノギ流でお願いします!
野岸:玉ねぎは結構重要。炒めれば旨味・甘味が出てくるから。
同じ量の玉ねぎを軽く炒めたハンバーグと、飴色までしっかり炒めた玉ねぎを同じ分量入れたハンバーグだったら、全然味が変わるよ、旨味と凝縮された甘味とで。
ハンバーガーに付けるオニオンソテーがあるんですけど、あれ10kgを2時間半ぐらい1人で炒めてますからね。

野岸:挽き肉戻します。
– はーい。

野岸:ホールトマトを潰して…。
– もう手でそんな感じで?
野岸:手での方が。

– (水の)分量どれくらい入れたんですか?
野岸:ヒタヒタなるぐらいです。
– 具が浸るぐらい。
野岸:チキンコンソメを入れていきます。鶏ガラスープとかでも大丈夫です。旨味出しだけなので。ケチャップを入れます。大さじ1杯です。
– スパイスも入れますか?
野岸:スパイス。バランスを見ながら入れていきましょうか。ニンニク~。
– ガーリックパウダー。
野岸:コリアンダー、クミン、パプリカ。

野岸:パプリカいっぱいです。チリパウダー、辛いのがお好きな人はカイエンペッパー。
– それぞれの分量は?
野岸:バランスです。
– スパイスを入れたらどれぐらい炒めるんですか?
野岸:水気が飛ぶぐらいまでで。
仕上げのカレー粉はほんのちょっとで大丈夫です。
入れ過ぎたら本当にカレーになっちゃうので。これで全然まとまりが変わるので。
– はい。

– 完成~!
盛り付け
野岸:溶けるチーズを食べやすいように刻みます。手で千切っても問題ないです。
目玉焼きを作ります。

– めちゃくちゃ旨そうですね。
野岸:じゃあ盛り付けしていきます。

ご飯の上にレタスを敷いて

タコミートをかけます

刻んだチーズを散らして

トマトも散らして

目玉焼きをのせます

野岸:困った時のパプリカパウダー。

野岸:完成です。
– 完成~!タコライス!
今日の具材は1件のスーパーで全て揃いました。スパイスコーナーがあるスーパーだったら、いつでも簡単にこのタコスが…
野岸:成立します。
– 先輩、自分ちょっとこれいっていいすか?いっちゃっていいすか?
野岸:どうぞ召し上がって下さい。
– いっただきます!では…行ってきます。うーん!~~~!(イタリア語)
という訳で本日は、スーパーの食材だけで簡単に作れるタコライスというものを、スパイスマスターのノギシェフに教えて頂きました。
歳を重ねるにつれしみじみと思うのですが、私の母は料理が得意ではなかったと思います。手抜きをするわけでもなく、特別に凝るわけでもない母の手料理。それでももし死ぬ前に何が食べたいか?という質問をされたら、私は即こう答えます。
母の豚の生姜焼きです。